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KAIS

Kouda Adult Intelligence Scale

​【Q&A】

◆問題を配布するという実施方法は、不正防止の観点から見て問題があるのではないか?

→本検査は1970年代より実施されているハイレンジIQテストの実施方法を基にしています。
検査の問題は非常に難度が高く、たとえ不正行為をしたとしても容易に正答を特定できる性質のものではありません。更に、解答の正誤を返さないことで正答が分からないようになっています。

ちなみに、その安全性からハイレンジIQテストの多くは問題がウェブ上で公開されています。

本検査は上記対策の他に問題を非公開とし、厳重な管理を実施することで安全性、正確性を担保しています。


※解法の共有は誰も幸せになりません。問題の解法を共有した場合、その問題の正答率が上がってしまいます。結果、解法を公開した人のIQは本来のIQよりも低く出てしまいます。
 

◆問題制作者のIQを超える数値は測定可能か?


→可能です。
現在、成人のIQ算出法は出現率をベースとしたDIQが主流となっており、本検査もその方法に倣っています。高い学校偏差値をそのスコアから測定することが可能であるのと同様、問題制作者のIQによらず、高いIQを測定することが可能です。
※とはいえ、知能検査(解法が秘匿されている)という性質上、他の検査において高い知能を示した人間が制作することが望ましいといえるでしょう。

◆行列推理だけで知能が測定できるのか?

→知能を完全に測定する方法はありません。
知能の定義は多岐にわたり、どのような測定方法を用いたとしてもその全てを一元化した数値に表すことはできません。IQ(知能指数)はテストの結果であり、「知能そのもの」ではありません。

本検査では「推論能力:少ない情報から隠された法則性を見つけ出す能力」を検査対象能力と定義し、IQを算出しています。

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