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THE MONEY

資本主義は、人に金を渇望させる仕組みである。金で奴隷に出来るのは「金を渇望する者」だけである。

金を渇望した時、人は初めて貧しくなる。

 

例えば2歳児は貧しさを感じない(知らない、理解していない)。資本主義は貧しき者を生み出し続ける。「渇望」こそが資本主義の原動力だから、これからも貧しき者を生み出し続け、終わることは無いだろう。

「渇望」している人と話すと、資本主義の調教が行き届いていると本当に感心する。考えること、思うことの全てが「それが(金銭的に)何の利益になるのか?」「それをやることに(金銭的に)何の意味があるのか?」に繋がっている。私はこういった人は、人間らしい思考をしているとは思わない。また、自由だとも思わない。

資本主義に毒されている人は多い。そして醜い。何故醜いのか?それは、自然ではないからである。本能から遠い状態であるとも言える。例を挙げよう、婚活をしていて、相手を年収で選ぼうとしている人がいる。まるでアンテナがついていて金に操縦されているかのようだ。自分の好きな人すら素直に選べないなんて、とても惨めだ。本人は惨めであることにすら気付いていない。
 

「なんか難しいこととかぁよくわからんけど、とにかくイケメンマジ好き~」と言っているギャルのほうがよほど人間らしく、美しい。


貧しき者にならないためには、豊かになる考え方が必要なのだ。資本主義下でも、考え方次第で豊かになれる。いくらお金を儲けても、もっと欲しいと「渇望」しているうちは貧しき者である。「渇望」は自身が気付かぬうちに回る毒である。そして、その毒は人生の全ての決断に影響を与える。

自由に、楽しみながら、生きて、死のうじゃありませんか。そのためには、まず、自分が不自由であることを知らなければなりません。答えは一つではありません。無限にある正解の中から自分の一番好きな正解を「自分で」選ぶということが大切なのです。誰かに決められた正解に従う必要はありません。

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